「もう返せないから、番号を変えて連絡を無視しよう…」
「引っ越して居場所を教えなければ闇金の取り立ては止むはず…」
闇金からの借金返済に追われ、苦しい状況に陥ると、こうした逃げ切りを考えてしまうことがあるでしょう。
闇金業者からの執拗な取り立てや嫌がらせに耐えられず、「飛ばし」と呼ばれる逃げる行為を検討している方も少なくありません。
しかし、闇金からの「飛ばし」は問題解決どころか、さらなる危険を招く可能性が高いのです。
闇金業者は簡単に諦めず、様々な手段であなたを追跡し、時に家族や職場、知人にまで被害が及ぶことがあります。
本記事では、闇金への「飛ばし行為」がなぜ逆効果なのか、どのような危険があるのかを詳しく解説します。
そして何より重要な、闇金問題を安全かつ確実に解決するための具体的な方法をご紹介するので参考にされてください。
この記事でわかることは?
- 闇金への「飛ばし行為」の定義
- 闇金への飛ばし行為の危険性やリスク
- 飛ばし行為をせず安全に解決する具体的な対処法
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闇金への「飛ばし」とは?具体的な意味と行動例
闇金からの取り立てに苦しむ多くの方が、最終的な手段として考えるのが「飛ばし」です。ここでは、闇金への「飛ばし」について詳しく解説します。
闇金への「飛ばし行為」の定義
闇金への「飛ばし」とは、簡単に言えば「闇金業者との連絡を一方的に断ち切り、返済を逃れようとする行為」を指します。
一般的な債務整理などの法的手続きを取らずに、単に連絡を絶ち、居場所を隠すことで問題から逃れようとする方法です。
具体的な「飛ばし行為」には、以下のようなものがあります。
- 電話やメールの着信を無視し、全く応答しなくなる
- 携帯電話番号を変更し、新しい連絡先を教えない
- 現住所から引っ越し、転居先を知らせない
- SNSやオンラインアカウントを削除し、デジタル上の足跡を消す
- 勤務先を退職または変更し、新しい職場の情報を隠す
この「飛ばし」は、一時的に闇金業者からの取り立てや嫌がらせから逃れられるように思えるかもしれませんが、後述するように根本的な解決にはならず、むしろ状況を悪化させる可能性が高いことを理解しておく必要があります。
闇金へ「飛ばし」が行われる理由や心理状況
闇金からの借金に苦しむ方が「飛ばし」を考える背景には、複雑な心理状況があります。ここでは、なぜ人々が「飛ばし」という選択肢に向かうのかについて、その心理的要因を解説します。
- 1. 極限の経済的困窮と返済能力の喪失
多くの場合、「飛ばし」を考える時点で、借り手は既に経済的に極限状態にあります。闇金の法外な金利(10日で1割の「トイチ」など)により、短期間で借金が膨れ上がり、とても返済できる金額ではなくなっているケースがほとんどです。
給料日に全額を返済に充てても足りない、または生活費すら残らない状況で、返済の見込みが全く立たなくなったときに「逃げる」選択肢が浮上してきます。
- 2. 恐怖と精神的圧迫からの解放願望
闇金業者の取り立ては非常に厳しく、昼夜を問わない電話や訪問、職場への連絡、家族への嫌がらせなど、精神的に非常に追い詰められる状況が続きます。
この耐え難い恐怖や精神的苦痛から即座に解放されたいという強い願望が、「飛ばし」という即効性のある(ように見える)解決策に走らせる要因となっています。
- 3. 法的知識や相談先の不足
闇金問題を法的に解決する方法があることを知らない、または誤解している場合も多くあります。「闇金からの借金は法的に解決できない」「弁護士や司法書士に依頼する費用がない」といった誤った認識や情報不足から、自力で問題を解決しようと「飛ばし」を選択してしまうのです。
- 4. 「逃げ切れる」という誤った楽観視
「住所や電話番号を変えれば見つからないだろう」「しばらく連絡を絶てば諦めるだろう」という楽観的な見通しも、「飛ばし」を選択する理由の一つです。
しかし実際には、闇金業者は様々な手段であなたの新しい連絡先や居場所を突き止める術を持っている可能性があり、この楽観視は危険な誤算となりえます。
- 5. 即効性への期待
法的な解決方法は時間がかかる場合がありますが、「飛ばし」は即座に取り立てから解放されるように思えます。
明日の取り立てに恐怖している状況では、時間のかかる解決策よりも即効性のある方法に魅力を感じてしまうのは理解できますが、実際には即日対応してくれる司法書士や弁護士は存在します。
こうした複合的な心理要因から、多くの被害者が「飛ばし」という危険な選択肢に向かってしまう可能性がありますが、1人で悩まず法律の専門家に相談することをおすすめします。
「闇金飛ばし」が非常に危険である理由とリスク
飛ばしによって闇金問題から逃れられると考えるのは、非常に危険な誤解です。実際には、「飛ばし」行為は問題を解決するどころか、さらに深刻な状況を招く可能性が高いのです。
ここでは、闇金への「飛ばし」がなぜ危険なのか、具体的なリスクについて詳しく解説します。
闇金業者による執拗な追跡や嫌がらせがエスカレートする
闇金業者は「飛ばし」に対して非常に敏感であり、借り手が逃げようとしていると感じた途端、追跡や取立ての手段をエスカレートさせる傾向があります。
その理由は、「飛ばし」が増えると商売が成り立たなくなるため、「見せしめ」として徹底的に追跡する方針を取るからです。
闇金業者は様々な手段であなたを追跡します。例えば、あなたが提出した身分証明書の情報や、借入れ時に記入した書類から得た個人情報(家族の連絡先、勤務先、友人の情報、SNSなど)を利用して、新しい居場所を特定しようとするでしょう。
携帯電話番号を変更しても、身内や職場への連絡という形で嫌がらせがエスカレートする可能性があるのです。さらに一度見つかると、飛ばし行為によって以前より強引な手段で返済を迫られることになりかねません。
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職場や家族・友人への迷惑や二次被害が拡大する
「飛ばし」を行った後、闇金業者があなた本人に連絡できなくなると、次のターゲットは家族や職場、友人などの周囲の人々になります。これにより、本人だけでなく周囲の人々にまで被害が拡大してしまいます。
具体的には、家族への執拗な電話や訪問、「あなたの家族が借金を踏み倒している」などと伝えるケースがあります。また、職場に対しては「社員が借金を踏み倒している」と連絡することで、あなたの評判を傷つけ、場合によっては雇用関係にも影響を与える恐れがあります。
友人や知人にまで迷惑がかかるケースも少なくありません。「〇〇さんの居場所を知らないか」と連絡が行き、あなたとの関係性自体が危うくなるリスクもあるのです。
こうした二次被害は、あなた自身の社会的信用を大きく傷つけるだけでなく、大切な人間関係を破壊してしまう可能性があります。
新しい借金をする可能性がある
「飛ばし」を行っても、根本的に経済面が改善するわけではありません。むしろ、新たな住居の確保や引っ越し費用、新しい携帯電話の契約など、追加の出費が発生することで、さらに経済状況が悪化する恐れがあります。
この経済的窮状から、別の闇金で借り入れを行うという悪循環に陥りやすくなります。「飛ばし」は一時的な逃避に過ぎず、新たな問題の入り口になりかねないことを理解しておく必要があるでしょう。
SNSや晒しサイトで個人情報を晒されるリスク
近年特に増加しているリスクとして、闇金業者がSNSや「晒しサイト」と呼ばれるウェブサイトに、「飛ばし」をした人の個人情報を公開するという嫌がらせがあります。
公開される情報には、氏名、住所、電話番号といった基本情報だけでなく、顔写真、家族の情報、勤務先、「踏み倒し常習犯」などの中傷的コメントが含まれることもあります。
こうした情報が一度ネット上に公開されると、完全に削除することは極めて困難であり、長期間にわたってプライバシーの侵害や社会的信用の毀損が続く恐れがあります。
また、こうした情報をもとに、別の闇金業者から勧誘の連絡が来るケースもあり、新たな被害のリスクが高まります。インターネット上での個人情報拡散は、現代社会において特に深刻な問題であり、「飛ばし」によってこのリスクが大幅に高まることを認識すべきでしょう。
問題が長期化・深刻化し精神的負担が増す
「飛ばし」は一時的に闇金業者の取立てから逃れられたように感じても、問題の根本的解決にはなりません。
むしろ、常に「見つかるかもしれない」という不安や恐怖を抱えながら生活することになり、長期的な精神的ストレスを抱えることになります。
具体的には、以下のような精神的負担が続く可能性があります。
- 常に追跡されているのではないかという不安と警戒心
- 電話やドアベルの音に対する過敏な反応
- 家族や友人に本当のことを話せない罪悪感や孤独感
- 将来的な発覚への恐怖からくる慢性的なストレス
こうした長期的なストレスや不安は、うつ病や不安障害、睡眠障害などの精神疾患のリスクを高める可能性があります。
「飛ばし」は問題の先送りに過ぎず、むしろ状況を複雑化・悪化させる危険な選択肢です。闇金問題を本当に解決するためには、次章で紹介する法的・専門的な解決方法を検討することが重要です。
一時的な逃避ではなく、根本的な解決を目指すことが、長期的には必ず報われるでしょう。
闇金へ飛ばし行為をせず安全に解決する具体的な対処法
「飛ばし」という危険な選択肢ではなく、闇金問題を安全かつ確実に解決するための方法があります。ここでは、法的に有効で安全な対処法を詳しく解説します。
まず前提として、闇金からの借入は違法な利息設定であることから法的に返済の義務はありません。
ですが、飛ばし行為等で放置していても解決はしないため、正しい解決策を知り、適切な支援を受けることで、闇金問題を解決することができます。
平成20年6月10日、「ヤミ金融業者が著しく高利で貸し付けた場合、利息分だけでなく、支払った元本・利息の全額を損害として請求することができる」旨の判断が最高裁において下されました
闇金問題に強い司法書士や弁護士に相談する
闇金問題の解決に最も効果的な方法は、闇金対応に強い司法書士や弁護士に相談することです。法律の専門家は、以下のような具体的な対応で闇金問題を解決に導きます。
- 取立て停止効果
司法書士や弁護士に依頼すると、まず「受任通知」という文書が闇金業者に送られます。この通知は「今後の連絡はすべて弁護士・司法書士を通して行うこと」を伝えるもので、これにより、闇金業者からの直接的な取立てが法的に禁止されます。
受任通知が届くと、多くの闇金業者は法的リスクを恐れ取立てを停止します。これにより、あなたへの直接的な取立てや嫌がらせは、ほとんどの場合、数日以内に止まります。
- 違法な貸付・金利の無効化
法律の専門家は、闇金の貸付が利息制限法や出資法に違反する違法行為であることを法的に主張できます。闇金の貸付は多くの場合、無登録営業(貸金業法違反)であり、かつ法外な高金利(出資法・利息制限法違反)であるため、法的に無効である可能性が高いのです。
弁護士・司法書士はこの法的根拠に基づいて交渉を行い、違法な借金の帳消しを実現します。また、すでに支払ってしまった過払い金の返還を求めることも可能な場合があります。
- 費用面での不安への対応
「専門家への依頼費用が払えない」という不安から相談を躊躇する方も多いですが、司法書士事務所によっては以下のような対応を行っています。
- 初回相談無料サービス
- 分割払いや後払いの選択肢
特に闇金被害者の経済状況を理解している専門家は、柔軟な対応をしてくれることが多いでしょう。
まずは無料相談を利用して状況を相談し、費用面での選択肢について話し合うことをおすすめします。
初期費用がなくても、分割払いや法テラスの利用などの方法があります。闇金への返済を続けるよりも、専門家への依頼費用の方がはるかに経済的であることを理解しておきましょう。
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警察に相談する
闇金問題では、警察への相談も重要な選択肢の一つです。緊急性の高い、脅迫や暴行、住居侵入など、明らかな犯罪行為がある場合は、躊躇せず警察に相談してください。
- 警察への相談が推奨されるケース
以下のようなケースでは、特に警察への相談を検討してください。
- 生命や身体に危険を感じるような脅迫を受けている
- 自宅や職場への執拗な訪問や嫌がらせがある
- 夜間・早朝の電話や訪問など、明らかな迷惑行為がある
- 家族や職場への取立てが及んでいる
こうした明らかな犯罪性を伴う行為があれば、警察は「貸し借りの民事問題」ではなく「犯罪行為」として対応する可能性が高まります。
- 警察相談の方法
察に相談する際は、最寄りの警察署の生活安全課が窓口です。(身に危険が及ぶ恐れがある場合は、迷わず110番してください。)
その際、以下のような準備をしておくとよいでしょう。
- 闇金との取引経緯や嫌がらせの証拠(通話録音、メッセージのスクリーンショットなど)
- 被害の具体的な内容と時系列をまとめたメモ
- 闇金業者の情報(名前、連絡先、特徴など)
相談時は「借金の相談」ではなく「闇金からの嫌がらせ被害の相談」であることを明確に伝えることが重要です。また、司法書士・弁護士への相談と併せて警察への相談を行うことで、より包括的な対応が期待できます。
相談内容により、取り扱いの部署が違ってくる場合があります。該当の方が住んでいる警察署の生活安全課にご相談ください。
引用:警視庁(ヤミ金について相談したい)
公的機関(法テラス、消費生活センター)に相談する
経済的に余裕がない場合や、どこに相談すべきか迷っている場合は、公的な相談機関の利用も検討しましょう。
- 法テラス(日本司法支援センター)
法テラスは国が設立した法的トラブル解決のための機関で、以下のサービスを提供しています。
- 法律相談(収入等の条件を満たせば無料)
- 弁護士・司法書士費用の立替制度
- 適切な相談窓口の案内
特に経済的に余裕がない方は、法テラスの民事法律扶助制度を利用することで、弁護士・司法書士費用の立て替えを受けられる可能性があります。
立替金は原則として分割で返済しますが、特に困窮している場合は返済の免除や猶予が認められることもあります。
ですが、無料相談や立て替え制度には収入の条件や審査が必要なため、誰でも利用できるわけでなく時間がかかる点には注意が必要です。
法テラスを利用するには、法テラス・サポートダイヤル(0570-078374)に電話するか、お住いの地域によってはWeb上からの予約も可能です。
- 消費生活センター
各地方自治体が設置している消費生活センターでも、闇金問題の相談に対応しています。消費生活センターでは、以下のようなサポートが受けられます。
- 闇金被害に関する一般的なアドバイス
- 適切な専門家や相談窓口の紹介
消費生活センターへの相談は、全国共通の消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話することで、お住まいの地域の消費生活センターにつながります。相談は無料で、匿名でも対応してもらえる場合があります。
困ったときは、一人で悩まずに、「消費者ホットライン」188にご相談ください。
引用:消費者ホットライン | 消費者庁
地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内します。
生活再建のための公的支援(生活保護・公的融資)を受ける
闇金問題の解決と並行して、生活の立て直しのための公的支援を検討することも重要です。経済的に困窮している状況では、以下のような支援制度を利用できる可能性があります。
- 生活保護制度
生活保護を受けることで、最低限度の生活を保障されながら、闇金問題の解決に集中することができます。
生活保護の申請は、お住まいの地域の福祉事務所で行います。申請に必要な書類や条件は地域によって異なる場合がありますので、事前に問い合わせることをお勧めします。
なお、生活保護を受給中でも、闇金問題の解決のための弁護士・司法書士費用は、場合によっては扶助対象となることがあります。福祉事務所のケースワーカーに相談してみましょう。
- 公的融資制度
生活福祉資金貸付制度や、自治体による緊急小口資金などの公的融資制度も選択肢の一つです。これらは低金利または無利子で、生活再建のための資金を借りられる制度です。
特に生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障害者等の世帯に対して、生活の安定と経済的自立を図ることを目的としており、各都道府県の社会福祉協議会で申請することができます。
適切な生活支援を利用し、闇金問題の解決だけでなく、経済的な再出発を果たすことが可能です。闇金問題は一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら、包括的な解決を目指しましょう。
「飛ばし」という危険な選択肢ではなく、ここで紹介した正規の解決方法を選ぶことで、闇金問題から確実に、そして安全に抜け出すことができます。

闇金問題に強い司法書士や弁護士の探し方
闇金問題の解決には、専門的な知識と経験を持つ司法書士や弁護士に依頼することが最も効果的です。しかし、「どうやって信頼できる専門家を見つければよいのか」と悩む方も多いでしょう。
ここでは、闇金問題に強い司法書士や弁護士を探すための具体的な方法とポイントを解説します。
- 1.インターネット検索で探す際の注意点
「闇金 弁護士」「闇金 司法書士」などのキーワードで検索すると、多くの事務所が見つかります。しかし、単に広告上位に表示されるだけでは専門性の判断はできません。
以下のポイントをチェックしましょう。
- ウェブサイト上で闇金問題に関する詳しい情報や解決事例を公開しているか
- 料金体系が明確に記載されているか(着手金、分割払いの有無など)
- 事務所の所在地や代表者名が明記されているか
- 無料相談の有無や相談方法が分かりやすく記載されているか
- 2.口コミや評判を確認する
第三者の評価サイトや法律相談掲示板などで、実際に依頼した人の口コミを確認することも重要です。ただし、インターネット上の口コミには誇張や偽装もあるため、複数の情報源から総合的に判断することをお勧めします。
特に参考になるのは、闇金問題の解決実績や対応の迅速さ、料金に関する透明性、依頼者とのコミュニケーションについての評価です。
- 3.無料相談を活用して見極める
多くの法律事務所では初回無料相談を実施しています。この機会を活用して、実際に話してみることが最も確実な判断材料になります。複数の事務所の無料相談を利用して比較検討することも有効です。
無料相談では、以下のポイントに注目してみましょう。
- あなたの状況を丁寧に聞いてくれるか
- 専門用語を使いすぎず、分かりやすく説明してくれるか
- 闇金問題の具体的な解決方法を提案してくれるか
- 費用について明確に説明してくれるか
- 強引な契約の勧誘はないか質問に対して誠実に回答してくれるか
相談時の印象や対応の仕方は、その後の依頼関係においても重要な指標となります。
闇金問題の解決には専門家のサポートが不可欠ですが、その選択は慎重に行う必要があります。時間に余裕があれば複数の事務所を比較検討し、自分に合った信頼できる専門家を見つけることをおすすめします。
当事務所では闇金問題の無料相談を実施していますので、お気軽にご相談ください。
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「闇金飛ばし」は根本的な解決にはならない
「飛ばし」によって闇金業者から逃げ切れると考えるのは、残念ながら現実的ではありません。一時的に取立てから逃れられたとしても、それは問題の先送りに過ぎず、むしろ状況を悪化させる可能性があります。
追跡や嫌がらせを受ける
闇金業者は「飛ばし」に対して想像以上に執拗な対応を取る可能性があります。
借入時に提出した身分証明書や住所情報、家族や知人の情報を徹底的に活用し、あなたの新しい連絡先や居場所を突き止めようとします。また、闇金業者間での情報共有ネットワークが存在するケースも少なくありません。
インターネットやSNSの検索も頻繁に行われ、名前での検索や知人のSNSアカウントからあなたの情報を探り出そうとするでしょう。住民票を移さずに引っ越した場合でも、様々な方法で新しい住所を特定しようとします。
新しい連絡先や住所が特定されると取立ては再開し、しかも「飛ばし」をした借り手に対しては、より強硬な取立て手段を取ることが多いのです。こうなると「見せしめ」として特に悪質な嫌がらせを受ける可能性もあります。
関係性は自然消滅しない
「しばらく連絡を絶てば諦めるだろう」と考えるのも誤りです。闇金業者との関係は時間が経過しても自然に消滅することはありません。
闇金業者は長期間にわたって債権を保持し続け、一般の金融機関のような債権の消滅時効(通常5年)の概念を無視して請求を続けることがあります。数年後に突然連絡してきて「利息が膨らんでいる」と主張するケースも少なくありません。
ここで重要なのは、闇金からの借金は出資法や利息制限法に違反する違法な金利での貸付であり、法的には返済義務がないという事実です。にもかかわらず、闇金業者は借り手の無知や恐怖心につけ込んで、違法な取立てを続けるのです。
「飛ばし」は問題解決ではなく悪化につながります。常に追跡の恐怖と緊張の中で生活することになり、家族や友人との関係にも影響を及ぼします。
闇金問題の根本的な解決には、「飛ばし」ではなく、弁護士・司法書士を通じた法的対応が不可欠です。違法な借金を法的に無効化し、闇金業者との関係を完全に断ち切ることが、唯一の確実な解決方法なのです。
「闇金飛ばし」に関する解決事例
守秘義務の観点から、実際の事例を基に一般的な解決事例を紹介します。
30代会社員のBさんは、給料日前の資金繰りに困り、SNSで見つけた「個人間融資」を装った闇金業者から10万円を借入れしました。「10日で1割」という法外な金利でしたが、「すぐに返せる」と考えていました。
しかし、予想外の出費で返済が遅れると、Bさんの携帯には朝から晩まで取立て電話が鳴り止まず、精神的に追い詰められたBさんは、「もう無視して逃げるしかない」と考え、携帯番号を変更し、いわゆる「飛ばし」を試みました。
一時的に取り立ては収まったものの、2週間後、Bさんの実家に闇金業者から「息子さんが借金を踏み倒した」という電話が入ります。Bさんは「飛ばしでは解決しない」と悟り、闇金問題に強い司法書士事務所の無料相談に行くことにしました。
Bさんはその場で司法書士に依頼し、司法書士は直ちに闇金業者に対して「受任通知」を送付しました。受任通知は「今後の連絡は全て司法書士を通じて行うこと」を正式に通告する文書であり、その結果、受任通知送付後、嫌がらせは即日停止。
Bさんは、精神的・経済的な負担から解放されたのです。
「闇金飛ばし」に関するよくある質問
ここでは、「闇金飛ばし」に関連するよくある質問をご紹介します。
闇金への「飛ばし行為」ってなに?
「飛ばし行為」とは、闇金業者との連絡を一方的に断ち切り、返済を逃れようとする行為のことです。具体的には、電話番号を変更する、引っ越す、職場を変える、SNSアカウントを削除するなど、闇金業者からの連絡や追跡を避けるために行う一連の行動を指します。
闇金へ飛ばし行為をするとどうなりますか?
「飛ばし行為」は一時的に取立てから逃れられても、実際には以下のような深刻な結果を招きます。
取立てがさらに悪質化する
闇金業者はあなたが「飛ばし」をしたと判断すると、より執拗に追跡します。新しい連絡先や住所が判明した場合、「踏み倒し」に対する「見せしめ」として、それまで以上に強引で悪質な取立てが行われるでしょう。
家族や知人に被害が拡大
あなたと連絡が取れなくなった闇金業者は、家族や知人、職場に連絡を取ることがあります。「借金を踏み倒した」と伝えられることで、あなたの評判が損なわれ、周囲の人々も嫌がらせの対象になる恐れがあります。
SNSなどで個人情報が拡散
最近増加しているのが、SNSや「晒しサイト」に個人情報を公開される被害です。ネット上で拡散された情報は削除が困難で、長期間プライバシーの侵害が続く可能性があります。
常に発見される不安と共に生活
「いつ見つかるか」という不安や恐怖と共に生活することになり、この精神的ストレスは健康問題や生活の質低下につながります。
「飛ばし」は問題解決ではなく、状況を悪化させるリスクが高いのです。闇金からの借金は法的に無効である可能性が高いため、専門家による法的対応こそが、闇金問題を根本から解決する最も安全で確実な方法です。
闇金へ飛ばしをする前に専門家に相談しよう
本記事では、闇金への「飛ばし行為」の意味、危険性、そしてなぜそれが根本的な解決にならないかについて詳しく解説してきました。
闇金からの取立てや嫌がらせに苦しんでいる方の中には、「連絡先を変えて逃げる」「住所を変えて雲隠れする」などの「飛ばし」を考える方も少なくありません。しかし、この方法は一時的な逃避に過ぎず、むしろ状況を悪化させる可能性が高いのです。
闇金問題の根本的な解決には、「飛ばし」ではなく、闇金問題に強い司法書士や弁護士への相談が不可欠です。法律の専門家は「受任通知」により取立てを即座に止め、違法な借金を法的に無効化することができます。
闇金問題は一人で抱え込まず、適切な専門家のサポートを受けることが解決への近道です。費用面で不安がある方も、まずは無料相談を利用して、自分に合った解決策を探してみてください。
当事務所では、闇金被害者の経済状況に配慮した柔軟な料金設定と支払い方法をご用意しています。
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