借金の減額シミュレーターとは?診断のからくりとデメリットを解説

借金の減額シミュレーターとは?診断のからくりとデメリットを解説

「今の借金をどれくらい減らせるのだろう」

「Twitterの広告で借金の減額シミュレーターを知ったけど、気になる」

そういった悩みはありませんか。

借金減額シミュレーターとは、今ある借金を減額できるのかを診断するサービスです。

いくつかの質問に答えるだけで、借金の減額が可能かどうか診断してくれます。

この記事では、借金減額シミュレーターとは何なのかデメリットや注意点を解説していくので参考にしてみてください。

この記事でわかることは?

  • 借金の減額シミュレーターってどんなもの?
  • 借金の減額シミュレーターが無料のカラクリとは
  • 借金の減額シミュレーターを使う際のデメリットや注意点について

借金の減額シミュレーターの利用を検討されている方は是非参考にされてください。

目次

国が認めた借金の減額シミュレーター(減額診断)とは

スマホを操作する女性の手元

借金減額シミュレーターは、借金をどのくらい減額できるのかを診断するサービスで、無料で利用できます。

「借金を減らすなんてできるの」と思うかもしれませんが、債務整理や過払い金請求で借金の減額が可能です。

借金に困っている人の救済措置を知ってもらうために、弁護士や司法書士が無料で公開しています。

の取り組み

アカルイミライを運営するイーライフ司法書士法人では、借金減額シュミレーターをその黎明期から運営してまいりました。10個程度の質問にお答えいただくだけで、借金が減額可能かすぐに診断可能です。

ご家族や勤務先に通知が行くことは一切ありません

無料診断を常時、実施しております。

借金減額シュミレーターはこちらから

そもそも、借金減額シミュレーターでどのようなことが分かるのでしょうか。

借金減額シミュレーターでわかること

借金減額シミュレーターで分かるのは以下の3つです。

  • 過払い金が発生しているか
  • 債務整理を利用できるか
  • どのくらい借金を減額できるか

過払い金とは、法律で決められた上限を超えて支払った利息、つまり払いすぎた利息のことを指します。

過払い金請求ができる条件は、借り入れが2010年6月以前であることと、完済から10年を経過していないことです。

もし、過払い金請求ができなくても、債務整理によって借金を減らせる可能性があります。

債務整理とは、裁判所の決定や債権者との合意に基づき、借金を減額・免除してもらう制度です。

債務整理には任意整理・個人再生・自己破産があり、中でも自己破産は借金全額を免除できます。

借金減額シミュレーターの利用者は増加傾向

「借金減額シミュレーターは怪しくないの」と疑問が残るかもしれませんが、弁護士や司法書士が提供しているので怪しくはありません。

以下の要因によって、借金減額シミュレーターの利用者は増加傾向にあります。

  • CMなどで過払い金請求が知られるようになった
  • 経済状況の悪化により負債を抱える人が多くなった

過払い金は、利息制限法で定められた金利を超えた分を指し、テレビCMなどによりその存在を知っている人が多いです。

利息制限法で決められた金利は15%〜20%で、これを超えた金利をグレーゾーンといいます。

このグレーゾーンの部分を、過払い金請求によって返還できるわけです。

また、昨今の経済状況の悪化により負債を抱える人が多くなったことも、利用者増加の要因といえます。

 借金減額シミュレータのからくり

大幅に借金を減らせる診断結果を受け取ったら、怪しいと感じてしまうものです。

しかし、借金減額シミュレーターは怪しいサービスではありません。

弁護士や司法書士などの法律事務所が公開しているサービスで、法律の専門家を介して診断結果が出るからです。

弁護士や司法書士が提供しているのであれば、トラブルに巻き込まれる心配は要りません。

では、弁護士や司法書士は、なぜ無料で公開しているのでしょうか。

借金の相談窓口を増やし問題解決につなげる

借金減額シミュレーターが無料で提供されているのは、弁護士や司法書士が「借金の減額制度を利用してほしい」と考えているからです。

冒頭で説明した通り、借金を減額・免除できる制度として、過払い金請求と債務整理があります。

この2つは法で認められた制度で、借金に困っている人を救済するために国も支援しているわけです。

司法書士や弁護士も債務者の救済にあたっており、シミュレーターを利用することで救済制度を知ってもらう狙いがあります。

無料で利用できる

借金に困っている人を救済するために過払い金請求や債務整理があり、手続きは自分でできます。

しかし、手続きには法律の専門知識が必要になるため、素人だと大変です。

弁護士や司法書士に相談するわけですが、電話相談にハードルを感じるかもしれません。

そこで、借金減額シミュレーターを無料で公開して、診断結果で過払い金請求や債務整理の存在を知ってもらいます。

自分の借金を減らせる可能性があると理解してもらったところで、専門家との相談に繋げるわけです。

実際に借金を減らせる可能性があることが分かったときは、弁護士や司法書士事務所に相談するのがおすすめです。

弁護士や司法書士への相談は、5万円〜10万円ほどの費用が発生しますが、イーライフであれば費用において柔軟に対応します。

減額可能性がわかる

借金減額シミュレーターは、以下3点の質問に答えるだけで借金減額の可能性が分かります。

  • 借入金額
  • 借入期間
  • 借金をどうしたいのか

正確さを保証するデータではありませんが、自分の借金がどのくらい減るかの目安になるわけです。

診断結果を受けて司法書士に電話相談をすると、より正確な診断結果を聞けます。

電話相談で収入や返済意思などをヒアリングすることで、正確な借金減額が分かるわけです。

司法書士は費用について柔軟に対応してくれる上、債務整理や闇金融にも対応しているので、困っている人の力になれます。

借金減額シミュレーターのデメリット

「デメリット」の文字を虫眼鏡で強調したイメージ画像

借金減額シミュレーターは任意整理や過払い金請求など、借金を減額できる仕組みがあります。

しかし、本当に借金が減額できるのかが怪しいと思ってしまい、利用するデメリットがないか不安になる人がいるでしょう。

正しい知識を身に付けて安心して利用できるように、借金減額シミュレーターのデメリットを紹介します。

借金減額シミュレーターのデメリット

  • 借金の減額幅を正確に算出できない
  • 診断後に運営元からメールや電話で連絡が来る場合がある
  • 個人情報を悪用される可能性がある

順番に詳しく見ていきましょう。

借金の減額幅を正確に算出できない

借金減額シミュレーターで診断された金額は、「実際に相談することで減額できる金額」と同額になるとは限りません。

借金の減額について正確に知るには、以下の情報が必要になります。

  • 借金の総額
  • 金利
  • 取引期間
  • 取引内容
  • 収入

さらに、返済意思があるかどうかを、弁護士や司法書士と相談する必要もあるわけです。

上記の項目が一瞬ですべて分かるとは限らないため、借金減額シミュレーターで聞かれる内容は簡単に答えられるものになります。

診断後に運営元からメールや電話で連絡が来る場合がある

診断を受けると、後日弁護士や司法書士事務所から連絡が来ることがあります。

なぜ連絡してくるのかというと、債務者と電話相談をするためであり、借金の減額制度を利用してもらいたいからです。

電話相談では返済の意思などをヒアリングし、より詳しい診断結果を受けられます。

借金減額シミュレーターを利用したところで、必ず借金の減額制度を利用しなければならない決まりはありません。

診断結果に納得がいかなかったときは、利用しないことも可能です。

また、もし職場にいるときや都合が悪いときに電話してほしくない場合は、電話対応が可能な時間帯を記入しておきましょう。

個人情報を悪用される可能性がある

借金減額シミュレーターの運営元が違法業者になっている場合は、個人情報が抜き取られることがあります。

電話番号やメールアドレスを入力してしまうと、不当な請求が行われる恐れがあるわけです。

弁護士や司法書士は、職務上で知った情報を漏らしてはいけない守秘義務があるため、個人情報を悪用される心配はありません。

個人情報の悪用を防ぐには、サイト内の運営者情報から、提供元が弁護士や司法書士であることを確認しましょう。

借金減額シミュレーターを利用する場合の注意点

借金減額シミュレーターは大まかな借金減額が分かるツールであることが分かりました。

ただし、利用するときの注意点を知っておかないと、納得がいかない結果になったりトラブルになったりするでしょう。

利用するときは、以下の3つに注意してください。

借金減額シミュレーターを利用する際の注意点

  • 減額できない場合があること
  • シミュレーション結果はあくまでも目安ということ
  • 信頼できる運営元をを選択すること

順番に詳しく解説していきます。

減額できない場合があること

債務者の状態や借入額によっては、借金減額ができない場合があります。

過払い金請求は2010年6月以前であることと、完済してから10年以内であることが利用条件です。

また、債務整理のうち任意整理は、3~5年以内に完済できない状態だと利用できません。

債務者が一度も支払いをしていない場合や、無職である場合も利用が不可能です。

自己再生は、住宅ローンを除いた債務総額が5,000万を超えていると利用できません。

借金を支払えない状態で過払い金請求・任意整理・自己再生のいずれも利用できない場合、自己破産をしなければいけなくなります。

シミュレーション結果はあくまでも目安ということ

借金減額シミュレーターの診断結果はあくまでシミュレーターであるため、正確な金額を知りたい時は専門家に相談しましょう。

借金総額や借入期間など簡単な内容では、正確な金額までは分からないからです。

シミュレーターの診断結果を受けると、指定した時間帯に弁護士や司法書士から電話が来るため、そこで正確な借金減額が分かります。

信頼できる運営元をを選択すること

借金減額シミュレーターの中には個人情報の悪用目的で運営しているものがあります。

しかし、弁護士や司法書士が提供するものを選べば、個人情報の悪用を恐れる心配は要りません。

弁護士や司法書士は、職務で知った個人情報を職務以外の目的で利用してはならないと定められているからです。

そのため、信頼できる司法書士が運営している借金減額シミュレーターを選びましょう。

まとめ

借金減額シミュレーターは、借入総額や期間などかんたんな質問に答えるだけで、債務整理や過払い金請求が可能かどうかを診断してくれます。

正確な借金減額を知りたいときは、弁護士や司法書士に相談してヒアリングを受けましょう。

借金の返済や債務整理の計画を立てるために、早めに司法書士に相談するのがおすすめです。

イーライフは懇切丁寧な対応を心がけており、最短5分で対応いたします。

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