借金依存症になる人の特徴とは?原因や相談先を解説

借金依存症になる人の特徴とは?原因や相談先を解説

「借金を何度も繰り返してしまいやめられない」

「もしかして依存症になっているのでは?」

このままではいけないとわかっていても、なかなか自分の意志ではやめられなくなるのが借金です。

借金依存症には特徴や原因があり、解決には専門家による手助けが必要な場合もあります。

この記事では、借金依存症について特徴や相談先などを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかることは?

  • 借金依存症とは?
  • 借金依存症になりやすい人の特徴
  • 借金依存症から回復するための相談先

知っていれば怖くありません。

借金でお困りの方の参考になれば幸いです。

目次

借金依存症とは?

借金をやめたいけどやめられない

借金して手元にお金が入ることで幸せだと感じる

このような悪循環から抜け出せない状況にいる方は、借金依存症だと言えるでしょう。

借金依存症は精神疾患のひとつです。

借金によってお金を手にしたときや、欲しいものが手に入ったときの興奮が忘れられず、繰り返してしまう状態に陥ってしまいます。

ある行為によって興奮や喜びを感じると、脳からドーパミンと呼ばれる快楽物質が分泌される仕組みです。

脳が快楽を幸福と認識して幸福感が薄れると、再び借金をしてまで快楽を得ようとする悪循環になります。

借金依存症に陥りやすい人の特徴

公園で頭を抱える男性

借金依存症に陥りやすい人には、共通の特徴があると考えられています。

自分では特徴にあてはまっている場合や、依存症になっていることを認識していない場合もあって気付きにくいです。

ここからは、依存症になりやすい人に見られる3つの特徴を紹介していきます。

自身や家族にあてはまるところはないか、確かめてみましょう。

日常的にストレスをかかえている

仕事や家庭内で常にストレスをかかえている状況の人は、依存症に陥りやすい傾向があります。

ストレス発散の手段として、買い物やギャンブルで散財を繰り返してしまうのです。

はじめは衝動的な散財であっても、その時に感じた一瞬の爽快感が忘れられず、自制心が効かなくなってしまいます。

散財して欲求を満たすと、手元にお金がなくなって不安になりやすいです。

結果的に、安心感を求めてさらに借金を重ねてしまう危険性もあります。

ストレス解消の手段として借金するようになると、借金依存症に陥っている可能性が高いと言えるでしょう。

お金の管理が苦手

お金の管理が苦手な人も依存症に陥りやすい傾向にあります。

毎月計画を立てて生活費を管理したり、貯金したりすることが苦手な人です。

浪費する癖がある人や買い物依存症の人も注意が必要です。

通常なら生活が苦しくなると節約などで家計管理に努めますが、借金依存症の人の場合では、解決方法は借金することになってしまいます。

お金が必要になれば借金するという状況に慣れてしまうと危機感が薄れていき、少額だった借金が膨らんでいきやすいです。

発達障害の可能性がある

依存症の根底には、発達障害の可能性も考えられます。

発達障害は大人になってから気づく人も多く、自覚しづらい傾向が多いです。

計画通り物事を進めるのが苦手な特徴が、お金の使い方にも現れると言えるでしょう。

いつの間にか借金を抱えてしまっているというケースもあるため、注意するようにしてください。

注意力や管理能力の欠如が考えられる人は発達障害の可能性もふまえて、意識して金銭管理することが重要です。

借金依存症を改善するための相談先

総合福祉会館

依存症は自分だけの力でどうにかできるものではありません。

家族や友人などの身近な人以外にも、相談に乗ってもらえる窓口はいくつもあります。

適切なアドバイスを受けることで症状を軽減できるだけでなく、借金問題を解決できるかもしれません。

ひとりで抱え込まず、相談してサポートを受けると良いでしょう。

精神保健福祉センター

各自治体に設置されている精神保健福祉センターは、さまざまな依存症の患者などに対してサポートをおこなう機関です。

tips!!〜全国の精神保健福祉センター

全国の精神保健福祉センターの一覧は、厚生労働省のWEVサイトより確認できます。

医師や看護師、保健師や精神保健福祉士などの専門職員から助言が受けられます。

心やからだの病気で問題を抱えており、精神的なサポートが必要な方は一度相談してみると良いでしょう。

依存症患者本人以外にも、家族や関係者が相談もできます。

匿名での電話相談を受け付けているところもあるので、自治体の公式サイトなどで確認してみてはいかがでしょうか。

発達障害情報・支援センター

発達障害支援センターは、発達障害のある方とそのご家族が安心して暮らしを営めるように支援する地域の拠点です。

本人やそのご家族からの相談など、幅広い相談内容に対応してもらえます。

発達障害とひと口に言っても自閉症やアスペルガー症、注意欠如多動性障害など、1つの特性ではありません。

ただし、障害ごとに明確に分けて考えるのが困難で、それぞれの特性が重なり合っている場合も多いため、柔軟な対応が必要です。

障害は置かれている環境や人間関係にも左右されやすく、家族などの近い存在でも対応に悩まれることがあるでしょう。

発達障害情報・支援センターでは、それぞれの状況に目を向けその人らしく生きていくための支援が受けられます。

発達障害の方にみられる、お金の使い方の特徴も理解してもらいやすいでしょう。

また、相談内容に応じては、必要な支援機関やサービスに取りついでもらうことも可能です。

日本クレジットカウンセリング協会

クレジットカウンセリング協会は、借金依存症に関する相談や支援をおこなっている組織です。

内閣府の認定を受けた公益財団法人であるため、カウンセリングはすべて無料で受けられます。

tips!!〜JCCOについて

日本クレジットカウンセリング協会の受付時間は年末年始と祝日を除く月曜日〜金曜日の午前10:00~12:40と午後2:00~4:40です。

「0570-031640」へ電話をすれば全国どこからでも無料で相談が可能です

JCCO 公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会は、クレジットや消費者ローンを利用して多重債務に陥った方々について、
消費者保護の立場から公正・中立なカウンセリングを行っています。
電話相談やカウンセリングは無料であり、またご希望により無料で任意整理と家計管理の改善をお手伝いしています。

引用:JCCO(日本クレジットカウンセリング協会)

カウンセリングだけではなく、家計管理のサポートなども無料で受けられるので、借金依存症を抱える人にとっては有益な組織であると言えるでしょう。

借金の返済でお困りの場合や、初めての方でも相談しやすい電話相談ナビダイヤルがあります。

問い合わせやカウンセリングなどは、すべて秘密厳守なので安心です。

全国銀行個人信用情報センターまたは日本貸金業協会

ギャンブルなどが原因で借金依存症に陥っている場合には、そもそも借り入れができないようにする方法もあります。

対応してくれるのは銀行や消費者金融、クレジットカード会社です。

名称を「貸付自粛制度」と言い、2019年からスタートしました。

依存症によって本人や家族の生活に支障を生じさせる恐れがあるなどの場合に、貸付自粛を申告します。

ただし、申告は本人自らがおこなう必要がありますのでご注意ください。

全国銀行信用情報センター日本貸金業協会は連携して、申告された情報を金融機関に提供します。

どうしても借金をやめられない方には、強制的に借金をできなくする手段もあると覚えておくと良いでしょう。

弁護士や司法書士

弁護士や司法書士に、借金問題を相談できます。

借金問題を専門とする弁護士や司法書士も多く、さまざまな状況に応じたアドバイスが受けられるでしょう。

相談内容によっては、借金の返済額を減額できるかもしれません。

相談するだけで高額な請求をされるのではないかと心配される方もいますが、何度でも無料で相談可能なところもあります。

全国対応で電話相談やオンライン相談を受け付けている事務所もあり、気軽に相談してみてください。

大きな借金トラブルに発展する前に、借金問題解決のプロに相談するのをおすすめします。

の取り組み

アカルイミライを運営するイーライフ司法書士法人は、借金問題を創業当時から取り扱い、様々な問題を解決してきました。

個々の様々なケースに最適な答えを持っています。

無料相談を常時、実施しております。

借金問題の無料相談の予約はこちらから

借金依存症について司法書士に相談するメリット

借金依存症による問題解決には、司法書士が力になれます。

借金依存症の対処方法としてプロからのアドバイスが受けられるだけでなく、借金を整理してもらえるメリットがあります。

債務整理によって実際に借金を減らしたり、取り立てを止めたりすることも可能です。

司法書士に相談するメリットを、詳しく紹介していきます。

借金の督促や取り立てを止められるから

業者からの督促や嫌がらせを最短で即日ストップすることも可能です。

司法書士に債務整理を依頼すると、着手した段階で債権者に対して通知されます。

通知を受けた貸金業者などは、貸金業法によって債権者への直接的な連絡や借金の取り立てができません。

借金が膨らみ返済に困っている状況に追い打ちをかけるように取り立てされると、日常生活さえ困難になってしまうでしょう。

そのような借金返済に苦しむ人を救済する措置として、債務整理という手続きがおすすめです。

債務整理は3つの種類に分かれており、任意整理・個人再生・自己破産があります。

いずれの手続きにかかる費用においても、弁護士より柔軟な対応が可能な点もメリットと言えるでしょう。

直接的な交渉をしなくて済むから

債務整理では、債権者との交渉なども司法書士がおこないます。

司法書士に依頼すると、貸金業者と直接的なやり取りをすることはありません。

直接やり取りする必要がないだけでも、精神的ストレスが軽減されます。

また、もし闇金で借金に依存をしてしまった場合でも、適切な対応をしてくれるので安心です。

必要な書類の手続きを代行してくれるから

司法書士に依頼すると、貸金業者との手続きに必要な書類などを自分で作成する必要がありません。

書類作成から交渉まで、すべてを任せられます。

債務整理にはさまざまな書類が必要になり、複雑な書類作成には知識がなければ作成できません。

専門的な知識がない方でも、司法書士に依頼すればスピーディーに書類を用意できます。

まとめ

借金を繰り返してしまう依存症には、専門家への相談が有効です。

自覚がないままに借金が膨らみ過ぎて、本人の努力だけでは対処できない事態になることも想定されます。

司法書士なら闇金融や債務整理、情報商材などの幅広い業務に対応していますので、はやめに相談するようにしましょう。

相談無料であり、抱えている問題が早めに解決できます。

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